狙われやすいのは、受付や派遣社員、アルバイトなど、消火器の点検に詳しくない人です。事前に、全ての社員に悪質業者の手口を知らせておくことが大切です。
契約業者になりすまして消火器の○○です。消火器の点検時期になりました。今からお伺いします。※女性の声が多い。水際の「受付」で防ぐ出入りの点検業者を巧妙に装います。総務部、受付、休日の守衛室など、電話の代表窓口には・・・
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契約書であることを隠して薬剤の詰め替え……といって、消火器を集めて持ち去ります。そして「消火器を預かりましたので、ここにサインを下さい。」と契約書であることを隠してサインを求めます。みだりにサインしない消火器を集めると、悪質業者は書類と2つに折ったりして契約書であることを隠してサインを要求してきます。サインを求められたら、その書類が何であるか確認しましょう。サインを断っても、別の人にサインを求めることがあるので、職場の全員に周知しましょう。 |
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請求金額を見て高額な請求をされて、はじめて彼らが、従前から継続して依頼している点検業者ではなく、騙されていたことに気がつきます。高額な請求があった場合は悪質業者が言った言葉や、その手口を詳細に記録しておき、相手の行為に法令違反がなかったか弁護士に相談することが最も確実です。消防法令等に違反している場合には、消防や警察の協力を求めることもできます。 |
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支払いを強要悪質業者はサインの入った「契約書」を持出し、合法的な「契約」であることを主張し、支払いを強要してきます。拒否すると、更に強い口調で支払いを求めてきます。※クーリング・オフが適用された判例もあります。 |
当社はお客さまの貴重な生命や財産をお守りするため、細心の注意を払って消防用設備の納入や点検を行っています。お気付きの点がございましたら何なりとお申しつけください。
Q. 薬剤詰め替えは、一度に全部やらなくてはいけないの? A. いいえ。一度に全数詰め替えの必要はありません。(製造後3~8年の消火器の場合)